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  • 独占企業の価格戦略

二部料金制による価格差別:自己選択メカニズム

はじめに現代の市場では、利用頻度や支払意思が顧客ごとに大きく異なるため、従来の「一律定額」や「一律従量課金」だけでは収益機会を取りこぼしがちです。一般的に「購入頻度が高かったり購入数が多いヘビーユーザーと、ライトユーザーに異なるオプションを選ばせて価格差別を行うことができたら、全員に一律価