株式会社エコノミクス＆ストラテジー
目的から探す
このサイトの利用方法

to B販売は価格競争を激化させる

会社が、従業員の効用の合計を最大化するように購入するとする。

①従業員の人数が多く、大数の法則により、好みの平均が中央に集まり、全体的に見たら無差別になる。個々人の好みのバラつきが打ち消されてしまい、価格競争が激しくなる。

②値下げにより、一度に１社分の、多くの需要を競合から奪うことができる。

個々人に対して売っていれば、好みのばらつきにより価格競争が和らいだものを、toBで売ることでそのバラつきが打ち消されてしまい、差別化している効果が薄まり価格競争が激しくなってしまう。

この記事は役に立ちましたか？

もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

ファミリープラン化は価格競争を激化させる 前の記事 フードコート化は価格競争を緩和する 次の記事

関連記事

  • 価格競争緩和戦略

ローエンド市場への参入と価格競争

はじめに本記事では、水平差別化で競争している市場において、ローエンド新商品を出すことで価格競争を和らげるという戦略を提案します。価格弾力性の高いローエンドの消費者を、ローエンドの新商品で囲い込んでしまうことで、元々の商品間の価格競争を和らげるというのが、アイデアです。ローエンド消費

コメント

この記事へのコメントはありません。